8/01/2008

ランチツアー〜TWS渋谷

徒歩圏内にあるアートスペース『トーキョー・ワンダー・サイト渋谷(TWS渋谷)』に行ってきた。
トーキョー・ワンダー・サイトはアーティストインレジデンスと言って、アーティストを滞在させ制作をしてもらい、その後に展示をするというプログラムしている場所です。


昼休み中に行けるところにこういうのがあるのはいいなぁ。
実は『トーキョー・ワンダー・サイト青山』もすぐ近くにあったりします。

で、見てきた展示。

一人目は雨宮庸介
ムチウチニューロン

入口に秘密があるんだけど、これはネタバレなんで内緒。


中では部屋が鏡写しになったVTRをながしている。
作家のパフォーマンス(実際に毎日来てパフォーマンスしている!)と鏡写しになった映像が同期しないためパラレルワールド的に見える。


もちろん鏡の向こう側に自分はいないので、自分の喪失感を感じる。

全般的にダイナミックで体感型の作品なので楽しく見られた。


二人目は竹村京
Apart a part
ドローイングの壁画に紗をかけて、その上からまたドローイングをしてあったり、食器やピアノの鍵盤、家のミニチュアを紗で包んであったり、透けて見える物体と重ねたフィクションを同時に見せているような作品。

白い部屋に白い紗を多様した、なんともいえない白い作品だった。

作家のパフォーマンスの映像をながしていたが時間がなくて、ゆっくり見られなかった。


二人とも僕と同じ歳だ。
先日MOtで印象的だった名和晃平も同じ歳だったし、同じ世代の作家が活躍しているのはなんとも心強いじゃないか。